Play Anythingエンジニアリングチーム · 2026年10月
自動採譜の新しい最先端:Play AnythingのSongscription
Play AnythingのSongscriptionを、三つの商用製品と五つのオープンソースのモデルと比べました。課題は二つで、曲全体の録音をMIDIと楽譜に採譜すること、そして曲をピアノ用にアレンジすることです。Songscriptionはすべての部門で1位になり、楽譜は最も正確で、手直しが必要な箇所も最も少なく済みました。実際の曲を使ったブラインドの聴き比べでも、聴いた人ははっきりとSongscriptionのピアノアレンジを選んでいます。
より正確な音符、より整った楽譜
ピアノソロでも複数楽器の曲でも、MIDIと楽譜の両方で最も高い精度を出しました。
採譜の精度
右上に行くほど高精度
ジャンル別のMIDIの精度
数値が高いほど良い結果です · 250曲
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ピアノと複数楽器の曲のMIDI・楽譜
数値が高いほど良い結果です
ピアノ → MIDI
クラシックピアノの演奏50件
複数楽器の曲 → MIDI
録音200件
ピアノ → 楽譜
クラシックピアノの演奏50件
複数楽器の曲 → 楽譜
プロによる採譜28件
MIDIの精度:mir_evalで計算する標準的な採譜スコア三つの平均です。三つとは、正しいピッチと開始位置で見つかった音符(onset F1)、終わりの位置まで正しい音符(onset-offset F1)、それぞれの瞬間に正しい音が鳴っているかどうか(frame F1)です。楽譜の精度:二つのスコアの平均です。ピッチ、リズム、長さ、声部がすべて正しい音符の割合(MUSTER)と、書き出した楽譜を正解の楽譜に合わせるのに必要な修正がどれだけ少ないか(OMR-NED)を使います。複数楽器の曲では、MIDIを200の録音で、楽譜をプロによる28の採譜で測りました。
違いを聴き比べる
再生してから名前をタップすると、同じパッセージを各システムがどう書いたかを比べられます。
ここで聴ける録音は、演奏の一例です。各システムの楽譜は、ベンチマークに収められたその曲の録音から作っています。
ピアノアレンジでもSongscriptionのモデルが最高でした
ピアノを弾く人は、採譜の結果を見ても何を弾けばいいのか分からないことがよくあります。そこでPlay AnythingのSongscriptionには、Arrangementモードを用意しました。曲を両手で弾ける形に書き直し、メロディーとコードはそのまま残して、選んだ難易度に合わせます。
比べた相手は、Klang.ioのMelody Scannerと、オープンソースのPop2PianoとEtudeです。
ブラインド比較でSongscriptionが選ばれました
実際の曲を使ったブラインド比較
Songscriptionを支持引き分け相手のシステムを支持
よくある質問
先に楽器を分離する必要はありますか?
分離する必要はありません。録音を丸ごとアップロードしてください。Multi-Instrumentはすべてのパートを一度に採譜します。楽器を一つ選ぶと、Songscriptionはその楽器を録音から拾い出し、ほかの音は採譜しません。
楽器ごとにパートが分かれますか?
はい。Multi-Instrumentでは、楽譜にパートごとの譜表が作られ、MIDIでは楽器ごとにトラックが分かれます。鍵盤楽器のパートは左手と右手に分かれます。歌のパートは一つにまとめられるので、合唱は声部ごとには分かれません。
何をアップロードできますか?
オーディオファイル(MP3、WAV、FLAC、AAC、M4A)、動画ファイル(MP4、MOV、WebM)、またはYouTube、Instagram、TikTokのリンクを使えます。
どの形式でダウンロードできますか?
PDF、MusicXML、MIDI、Guitar Proをダウンロードできます。ダウンロードはPlusとProで使えます。無料プランではブラウザで楽譜の再生と編集ができます。
楽譜を編集できますか?
はい。Songscriptionには充実した楽譜エディターがあります。自分で楽譜を編集することも、AI楽譜アシスタントのAnnieに編集を手伝ってもらうこともできます。
テストについて
採譜のテストには、曲全体の長さの録音を使いました。内訳は、ASAPのクラシックのピアノ演奏50件、RWC、JazzSAMBA、MulTTiPopの複数楽器の録音200件、そして複数楽器の楽譜用に、学習に使っていない非公開のテストセットから取ったプロによる採譜28件です。どのシステムにも同じ録音を丸ごと渡し、トラックの分離も手作業の修正もしていません。各製品については、スコアが最も高かったモードの結果を載せています。オープンソースのモデル(MuScriptor、YourMT3+、Basic Pitch)はMIDIしか出力しないので、その楽譜はMuseScoreで作りました。